スリフトショップでの心温まるできごと
2024.01.24ブログ
こんにちは。
今日は私が今回アメリカに帰省した時に行ってみたかった中古ショップで経験した、印象深い出来事をシェアしたいと思います。
私はアメリカに帰省中、3〜4件ほど中古ショップに足を運びました。
目的はヴィンテージっぽいクリスマスグッズを購入したかったのと、本を探したかったからです。
いくつか伺ったお店の中ので偶然、欲しいと思っていた参考書を見つけることができました。
価格はたったの1ドル。
しかし、レジでの支払い時、1ドルの支払いにクレジットカードは使えず、現金のみということで困ってしまいました。…私は現金を一切持っていなかったのです💦
参考書の購入をやめます、すみませんとお伝えすると、店員さんが驚くべき行動に出ました。
店員さんは、さっと自分の財布から1ドルを取り出し、「いいよ、代わりに私が払うから、本をどうぞ」と参考書代として支払ってくれたのです!!
え?!!💦
なんで?!!いやいや、店員さんに払ってもらうなんて、アメリカではそんなことあるの?!!👀
何がなんだかわからない状況になりましたが、店員さんから、この中古ショップの背後にあるストーリーを聞いた時、もっと驚きました。
私が訪れたのは、「スリフトショップ」(Thrift Shop)、日本でいう「リサイクルショップ」や「中古ショップ」に相当する店舗ですが、スリフトショップは、主に西洋で見られ、中古品を低価格で販売する店舗です。これらの店舗の商品は全て寄付によるもので、売り上げの一部は地域社会の支援や慈善活動に使われているということがわかりました。
(学生の頃に、各家庭の不用品を集めて学校でバザーとして販売していたのと似た感じでしょうか)
店員さんにクレジットカードでの支払いが可能な商品を購入しますと伝えても、大丈夫よ、気にしないで!とおっしゃって下さいました。
ありがたく頂戴した本は、ずっと大切にしたいと思います。
まだまだ、英語を話すのは苦手ですが、ヒアリングは理解できてよかったです。事情を理解できないと、何がなんだかわからないままでした。何より、言語の壁を超えた、人と人とのつながりの大切さ、思いやりの心、そして地域社会への貢献の素晴らしさを知る経験ができて、とても温かい気持ちになりました。
英語を学ぶことは、世界を広げ、異文化を理解する貴重な手段なのだなと改めて感じた日でした。
ちなみに!
日本にはリサイクルショップは和製英語です。
日本のようなリサイクルショップや中古ショップをアメリカでお探しの際は下記の表現で呼ばれることが一般的のようです。ご参考までに😉
・スリフトショップ(Thrift Shop)
・コンサインメントストア(Consignment Store)
・リセールショップ(Resale Shop)
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・寄付 (Donation)
・支援 (Support)
・慈善活動 (Charitable Activities)